2011 年11 月23 日
AASLD2011
2011年11月4日〜8日までサンフランシスコで開催された第62回アメリカ肝臓学会に参加してきました。当教室から山下太郎先生と島上哲朗先生による2題の口演、更に19題のポスター発表が採用され、各々素晴らしい発表をしていました。口頭発表を行った両先生方は、発表だけでなく質疑にも流暢な英語で対応し、純粋にすごいなと感じました。
私にとって初めての海外学会であり、学会への参加登録から分からないことだらけでしたが、なんとか無事に学会に参加できました。
学会では、肝臓に関する最先端の基礎研究から臨床に関する話を聞くことができました。実際、スライドの英語にはなんとかついていくことができましたが、質問となるとさすがに分からないことがほとんどで、まずは英語からかと改めて思いました。
初の海外学会で私が一番印象に残ったのは、学会における女性の活躍の多さでした。発表だけでなく、座長の先生方を見ても男女比は変わらない程(私が聞いたセッションでは、女性2人の座長などむしろ女性の方が多いぐらいの印象)で、日本とはその点で圧倒的に違っていました。
もちろん(?)学会だけでなく、サンフランシスコの町も楽しんできました。天気は、金沢より少し寒く乾燥しており、少し雨にも降られましたが、比較的天候には恵まれた気がします。
7日の夜には当教室から参加した人で集まり食事もしました。アメリカ滞在も2〜3日すると段々とアジアの食事が恋しくなり、最後の方は中華やタイ料理などを探して食事をし、なんとなくホッとしていました。
今回の学会で、私が現時点で臨床に応用できることが少ないですが、初めての学会で受けた印象や学んだことが、自分の今後の医師としての糧になるように頑張りたいと思いました。
今回も全員無事に帰国できたことが何よりです。
(T.H)
投稿者:第一内科医局員
at 16 :37| 学会発表