2012 年10 月15 日
医局旅行 2012
10月14日、毎年恒例の医局旅行。今年の行先は京都でした。歴史と伝統が色濃く残る古都でありながらも、斬新なものを取り入れ絶妙な調和を感じさせてくれる都です。医局員・スタッフ・御家族あわせ総勢70名の参加となりました。
まずは、京都の「斬新」から。
海のない京都盆地に、なぜか水族館。今年3月にオープンしたばかりの新しい観光スポットです。
コンセプトは「水と共につながる、いのち」。
丹波の山々や芦生原生林にふった雨がわき水になり、小川になり、やがて大きい川となって、さいごは海へ流れこむ。こうした源流から海にいたるつながりと、多くのいのちが共生する生態系を感じることができます。
内陸の水族館であるために魚の種類・水量は小規模であるものの、その洗練されたスタイリッシュな空間は満足いくものでした。透明な水槽が足もとの床ギリギリまで広がっており、自分自身も水の中にいるような不思議な没入感があります。
つづいて、京都の「歴史と伝統」。
京文化の奥深さを感じさせてくれる湯豆腐の名店「南禅寺 順正」で昼食をいただきました。
天保10(1839)年に開設された書院がもとにあり、敷地内には往時の姿を今に伝える書院建築も残されており、登録有形文化財にも指定されています。
古から伝わるこだわりのとうふは非常になめらかな口あたりで良質な水と精進料理が築いてきた伝統を感じることができます。
その後は、各自周辺の散策。あまり時間はなかったものの、最後は南禅寺本堂へと足を運び京都旅行を締めくくりました。
M・Y
投稿者:第一内科医局員
at 23 :21| イベント