2012 年10 月31 日
ESMO(ヨーロッパ臨床腫瘍学会)2012
2012年9月28日~10月3日まで、音楽の都、ウィーンで開かれたヨーロッパ臨床腫瘍学会に参加させていただきました。人生初の海外学会に加え、基本言語がドイツ語であったこともあり、当初は右も左も分からない状態でした。学会では、スライドでポスターの英語を訳すのに精一杯で、飛び交うdiscussionには全くついていくことができず悔しい思いをしました。しかし、金子教授の発表をはじめとした質の高い新しいtopicsに大いに刺激を受け、医師としての新しい目標を強く意識させられました。
学会の合間には音楽の街ウィーンの歴史を満喫しました。王宮やオペラ座など、街の随所にある荘厳な建造物はウィーンの歴史を強く感じさせるものでした。散策の合間にはウィーン発祥のとびきり甘口のザッハトルテを味わいました。
また、夜にはホイリゲ(ワインの造り酒屋)でギターの生演奏を聞きながら、ウィーンの郷土料理を楽しみました。普段の日常とは打って変わったようなゆっくりとした時間を過ごす事が出来ました。
ホテルでは、後期研修医3人でベッド2台を分け合うという苦難を乗り越え、同期の絆を深めました。
初めての国際学会、初めてのヨーロッパでの経験を糧に、日々の診療に邁進していきたいと強く感じました。(O.H、Y.A、M.H)
投稿者:第一内科医局員
at 22 :58| 学会発表