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2015 年05 月12 日

WHO Western Pacific Region 訪問

 5月10日から5月12日かけて金子教授、山下竜也先生、荒井先生、島上の4名でWHO Western Pacific Region (WPRO)を訪問しました。WHOの本部はジュネーブにありますが、地域毎にオフィスが存在します。WPROは日本を含むアジア、オセアニア地域を管轄しており、フィリピンのマニラに存在します。今回は、WHOの本部に出向中の荒井先生も東京で合流されたのちフィリピンヘ向かいました。

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 台風6号のフィリピン直撃の可能生もありましたが、最終的には大きく外れ晴天、36度と半袖でも十分なくらい高温多湿な天候でした。今回の訪問の目的は、WPROと金沢大学の今後の肝炎に関する共同研究の打ち合わせを行うことでした。まず、Communicable Diseases Director、Dr Jacobsとの顔あわせの後、肝炎部門を担当しているDr Walsh、厚生労働省からWPROに出向中の田中先生と今後の共同研究に関する詳細な打ち合わせを行いました。さらにその後、ご多忙中にもかかわらず、Programme Management Director (2nd Top)の葛西先生にもお時間を取っていただき、今後の共同研究の方向性に関してのsuggestionをいただくこともできました。

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 4名ともフィリピンの訪問は今回が初めてでしたが、残念ながら観光を行う時間はほとんどありませんでした。しかし、町中にあふれる日本車、レストランでのほぼ日本と同じ価格を目の当たりにし、急成長している国の勢いを感じることができました。今回の訪問が今後のWPROとの共同研究推進のよい足がかりになればと思います。

(文責 医局員TS)

投稿者:第一内科医局員
at 18 :15| トピックス