2015 年06 月29 日
International Symposium on Viral Hepatitis in Asia
6月23日、ウランバートル(モンゴル)において第2回目のInternational Symposium on Viral Hepatitis in Asiaが開催されました。このシンポジウムは、金沢大学が中心となり、モンゴル(モンゴル国立大学)、ベトナム(ハノイ医科大学)、中国(四川大学)と共同で肝炎ウイルス関連肝疾患の制御を図っていく、日本学術振興会の研究拠点形成事業の2年目の活動の一つとして行われました。シンポジウムには、各大学の医師、研究者に加えて、WHO Western Pacific Region(WPRO)肝炎専門担当官、モンゴル日本大使館の医務官、JICAモンゴルオフィスの専門官、モンゴルの肝臓専門医を含む約110名が参加し、各国の現状や問題点について議論しました。
日本人が海外で国際学会を主催する場合は多くの難しい点がありますが、WHO、日本大使館、JICAにもご協力をいただき、大変盛況な会となりました。また、6月24日には、村上清史名誉教授と金子周一教授(医学系)のこれまでの業績に対してモンゴル科学アカデミーが与える最高賞であるKublai Khan Gold Medalが授与されました。
6月25日には今回とてもお世話になったモンゴル国立大学のOynsuren Tsendsuren教授に招待され、テレルジ国立公園を訪問し、これぞモンゴルといった見渡す限りの大草原を体験してきました。
(文責 医局員O)
投稿者:第一内科医局員
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