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2015 年09 月20 日

Mongolia-USA Scientific Workshop on Chronic Viral Hepatitis and Primary Liver Cancer

9月14日から16日、モンゴルのウランバートルにおいて第1回目のMongolia-USA Scientific Workshop on Chronic Viral Hepatitis and Primary Liver Cancerが開催され、消化器グループの山下太郎先生と島上が参加しました。

モンゴル



モンゴルは、肝炎ウイルスの感染率と肝癌の死亡率が世界でも非常に高いことが知られています。このワークショップは、モンゴルにおける肝炎対策の充実と肝癌死亡率の低下を目標に、アメリカとモンゴルの共同研究を進めていくことを目標に開催されました。参加者は、NIHやCDC、Stanford大学などアメリカ側の研究者とモンゴル側の研究者が中心でしたが、それ以外にも、WHO、台湾そして日本(金沢大学は日本の代表として参加)の研究者も参加しました。最初の2日間は、各国における肝炎、肝癌の現状を発表し、モンゴルにおける肝癌,肝癌対策の討論を行いました。その後は、モンゴルの医療機関や研究所の見学を行いました。今後、モンゴル、アメリカ、台湾、そして日本(金沢大学)でコンソーシアムを形成し、モンゴルでの肝炎、肝癌対策を行っていくことを確認してきました。

(文責 医局員S)

投稿者:第一内科医局員
at 17 :26| イベント