2016 年11 月30 日
AHA Scientific Sessions 2016
11月12日〜16日に、米国ルイジアナ州ニューオリンズで開催されたAHA scientific sessions 2016 (アメリカ心臓協会) にて、井上 (脂肪幹細胞を用いた血管新生療法の探索)、金森 (心房細動患者における心肝連関の研究)の2名が、無事発表して参りました。ニューオリンズは、ジャズが街角に流れる”Bourbon St. ”で有名で華やかな印象がありましたが、地元で愛される郷土料理は日本人でもどこか懐かしく思えるようなものが多いのが印象的でした。”Gumbo soup” (ガンボ=オクラ) は、すごくあっさりとして出汁のきいたカレー、といった感じで、旅先で疲れた胃袋を休めてくれました。
ジャズの街らしく、会場内のカフェスペースでは生演奏も行われておりました。そのすぐ裏でスタバに並ぶ大物先生たちも見えます。
AHAはESC (ヨーロッパ心臓病学会)と並ぶ非常に大きな学術集会で、様々な国のたくさんの研究者と議論、時には助言などももらえる、非常に貴重な機会となりました。
幹細胞臨床研究において世界的に有名なDr. Losordoがいきなり近づいてきて、「おもしろいな。抄録も読んだよ。あそこの発表はきっとおまえの役に立つぞ。」と言いに来てくれた時は、それこそ心臓が止まる思いでした。続いて日本での幹細胞血管新生療法の草分け的存在であられる、名古屋大学 室原教授にも発表をご覧頂くことができ、写真も撮影させて頂けたのは、忘れられない記念となりました。
来年はカリフォルニアでの開催になります。またこのような経験が積めるよう頑張りたいと思います!
投稿者:第一内科医局員
at 14 :16| 学会発表