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2012年02月06日

あいさつは

 東京へ旅立つ前日にちょっとした事件があった。
 2月1日は、交通当番が当たっていたので、近所の交差点に出て、通りかかる子どもたちに声かけをした。その時、なんだか妙に不機嫌そうなおじさんが信号のところに立っていた。せっかく元気な子どもたちが通るところに立っているのだから、声を交わし合えばいいのに、何でこの人は、こんなにむっとした顔をして、子どもたちに声をかけるでもなくおられるのだろうと思ったが、敢えてこちらから声をかけることなく、気がつくと姿を消しておられた。
 それが、その後、事務所長のところに電話があって、それが、朝、わたしがその方に挨拶をしなかったことで、かなりご立腹だったというのだ。そうか、それであんなに不機嫌だったのかとようやく思い至った。
 東京に行っている間も、ずっとそのことが心に澱のようによどんでいた。
 今朝、思い切ってその交差点に行って、謝罪してきた。ちょっととまどったような顔をしておられた。ついでに、交通当番日ではないが、通りがかりの子どもたちに声かけをしてきた。その方が、子どもたちに声をかけるのを聞いた。ちょっと恐る恐るの感じだったが、よかったなと思った。
 わたしなら、挨拶するなら絶対に自分が先にするので、挨拶されるのを待ったことがない。だから、だれかが自分に挨拶しないことが気になったことは全くない。もちろん、街角で、だれかれかまわず全く身知らぬ人に声をかけることはまずないのだが。だから、挨拶されるのを待っている人の気持ちが分からなかったのだと思う。

投稿者:at Sushiat 07:55| 日記 | コメント(0)

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