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2023年05月09日

「ほんとうのリーダーのみつけかた」を読んだ

 「西の魔女が死んだ」の梨木香歩さんの本である。
 リーダー論の本かと思ったら、同調圧力にさらされている若者向けに、自己肯定感を高めようと呼びかける本だった。
 始めに同調圧力の実験の話が出てくるのだが、ちょっと考えさせられた。
 錯視(ほんとうは同じ長さのものが違って見える)の実験だということで集められた10人に、明らかに長さの違うものを見せて、どちらが長いかを答えさせる実験。実は、9人目までが、仕掛け人で、短い方を長いと答える。それを聞いていた10人目の本当の被験者が、おかしいなと思いつつ短い方を長いと答えてしまうという実験である。
 私だったら、「私には、Aが長いように見えますが」と自分が思ったことを答えるのではないかと思うが、これが、どっちのやり方をするかのような問題だったら、おかしいなと思っても、大勢に従う発言をするだろうと思う。
 間違ってはいけないのではなく。間違えたことを記憶して、次に生かせるようにすること、苦い思いを肝心安打と思った肝心なんだと思った。そして、それを若者たちに伝える責任があるんだと思った。
 ところで、梨木香歩さんて、1歳違いの同年代なんだと初めて知った。

投稿者:at Sushiat 22:06| 日記