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2008年11月17日

題名のない子守歌

 以前、不思議な映画ということで見るのを中断した映画の続きを見た。見ているうちに、ヒューマニズムに訴える映画だということが分かってきた。
 主人公は、かつて売春組織のようなものにとらわれており、そこで妊娠し、出産直後に取り上げられ、養子として売られた子供を追って、町にやってくる。そして、その子の家の家政婦になるために、前任の家政婦を事故に遭わせて、家政婦となるのである。
 やがて、組織の男が彼女を追って町にやってきて、家を荒らしたり、雇い主の女性を事故を装って殺したりする。そして、事故で意識不明になっていた前任の家政婦が、意識を回復し、主人公は、警察に逮捕される。
 捜査の中で、実は、その子供は、彼女の子供ではないことが分かるのである。しかし、その子供との深い心のつながりができていた。
 そして、年月は過ぎ、刑務所を出所する日、今は大きく成長したその子供が、彼女を訪ねて刑務所にやってくる。そんな話だった。
 物語の全体像をつかむのが大変だったが、見終わってみると、いい話だった。 
 

投稿者:at Sushiat 06:19| 日記 | コメント(0)

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