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2009年01月07日

転々

 ビデオ屋で何となくおもしろそうで借りてきたDVD。自分がみる前に家族が見て、なんかよく分からん映画だと感想を述べていた。
 くやしいから、仕事から帰って家内が夕食の用意をしている横で見始めた。実は、人が働いている横でぼおっとしているのはきらいである。自分がされると嫌だからである。だが、今日は、思い切って見ることにした。家内も、特に文句は言わなかった。というより、何もすることがなかったので仕方がない。自分が見てしまったビデオなので、それを見ているわたしに同情してくれたのかもしれない。
 オダギリジョーに三浦友和が主演である。三浦友和といえば、流星の絆で味のある演技をしていた。まだ全部は見ていないが、陰日向に咲くでも、おもしろい役どころだった。山口百恵の旦那とばかり思っていたが、役者としてきちんとキャリアを積んできたんだなあ。オダギリジョーの方は、相変わらずとぼけた味を出している。
 時効警察のスタッフが作ったということで、各所にそのパロディーがあっておもしろかった。でも、話そのものは、いまいちつかみづらいものがあった。奥さんは本当に殺されたのだろうか。それとも死んだのだろうか。ベッドに横になったシーンが繰り返し流れるが、静かに横になっているので、謎が深まる。
 この物語、ギャグにまぶしながら、あなたの心のふるさとをもう一度ふり返ってご覧なさいということだったのだろうか。
 終わり方が実に唐突である。ついでに、エンドロールの後にこれまたわけの分からないギャグがある。

投稿者:at Sushiat 21:22| 日記 | コメント(0)

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