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2009年01月25日

ロッジで待つクリスマス

 松任谷由実の初期のアルバムに収められている曲である。
 趣があって好きな曲の一つだが、何となく実感のわかない曲だった。
 雪国にいて、泊まりがけでスキーに行ったことも何度かあるのだが、ロッジでゲレンデを眺めながらこのような趣のある気分になったことがなかった。多分、泊まりがけスキーの夜は、宴会でわいわい騒ぐことが多かったせいであろう。
 それが、ふとしたことで急にこの曲を思い出したのは、去年の2月、はくたかで越後湯沢に向かっていたときだ。鉄道沿線のスキー場で、人影のないナイター照明の様子を眺めているうちに、ふとこの曲が思い浮かんできた。夜間照明に照らされたゲレンデに、風が作るパウダースノーの風紋ができるのを、ロッジの窓から眺めている感じがありありと見えるような気がしたのである。
 いつか、静かな冬の夜をゲレンデ近くの宿で過ごしてみたいものだとしみじみ思う。クリスマスはちょっと無理だが。

投稿者:at Sushiat 15:17| 日記 | コメント(0)

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