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2009年09月19日

風の盆恋歌

 有名な小説である。たしか、歌にもなった。昔、テレビドラマにもなったことがあった。ドラマの方は、あまり評判が良くなかった。
 にもかかわらず、肝心の小説を読んだことがなかった。関心がなかったのである。自分の郷土の祭を取り上げた作品で、有名過ぎる故の反発みたいなものである。
 それが、今年は無性に読みたくなった。多分、9月3日の晩に富山駅に行ったせいだ。駅中がおわらになったような雰囲気に飲み込まれたせいだ。恥ずかしい話だが、こんなに古い時代の話とは思っていなかった。そして、こんなに文学的な話とは思わなかった。情景の描き方、俳句や短歌についての知識、北陸の情景についての知識、どれも素晴らしいと思う。
 さて、肝心の風の盆であるが、かなり昔に演舞会を見にいったことが一度あるきりである。9月初めというのは、仕事の関係で、むちゃくちゃ忙しいのである。とても、晩に八尾に向かおうという気持ちは起こらない。

投稿者:at Sushiat 07:04| 日記 | コメント(0)

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