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2010 年01 月30 日

茶筅づくり

朝から谷川に入って、太い根曲竹を10本を切り出し、バタバタ茶の茶筅づくりを行う。
竹を規定のサイズに切断、きれいに洗って、これを2時間あまり炭火で煮詰める。
柔らかくなった頃を見計らって、茶筅先端部の表皮をナタで削り取る。
次に、穂先づくりのため竹の先端を16分割し、これを一本ごと外側にへし折って、内側の竹肉をはぎ取る。上手に処理すると先端の厚さは0,1mm以下になって、再処理がほとんどしなくてもOK。これまでになるにはまだまだ、修行が必要。
15組を作ったが、自慢のできる茶筅は3組だけ。穂先が思い道理になった代物。
今回は児童等のバタバタ茶会用の茶筅として創ったので、少々雑な茶筅になる。
しかし、穂先を紙の厚さ以下にする「竹肉はぎ取り」の究極の技を、今回偶然に会得した。
竹肉をはぎ取るためのへし折り方で、従来の1/4以下の厚さに出来る技。これが出来ると、最後の仕上げが早く、できあがりも最良の茶筅ができる。
うれしく夢中になって、作業を続けていたら、左手の親指の爪と指が剥がれ血を出してしまった。・・爪が竹をおるときの支点になり、爪を押し込むため指と分離した。
残り3組を仕上げたく、親指を何重ものテ−ピングして作業をしたが、感覚がずれて茶筅はさんざんな出来具合。今日の茶筅づくりで、爪の重要さを再認識する。

朝、夢創塾に来るとき偶然にも、上空、標高600m付近を旋回している、1羽の大きなワシを発見。どんな行動をするのかじっくり観察。
6回ほど急降下して樫倉山の雑木林をみまわっていた。この間30分あまり。
そのうち獲物がいなかったのか、負釣山方面へ消えていった。
 そして10時29分頃、再び上空を飛んでいるワシを発見。しかも2羽。
アイガモたちがそのうち襲われるかも??それも自然の成り行き!!











投稿者:ながさきat 20 :46| 日記