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2010 年02 月19 日

バタバタ茶考

「お茶 のんにこられ!!」隣の家から久々に聞くバタバタ茶会のお誘いである。
かって、我が家も、親父とおふくろの各月命日には、山菜をお茶請けに、お茶会を準備して、親戚や近所のばあちゃんたちといろりを囲んで談話を楽しんだものだ。
しかし、現在、村は高齢化がすすんで、各家のばあちゃんたちは、茶会の準備がままならず、1ケ月に5〜6回に激減。10年前に比較すれば10%煮も満たさない。
400年続いたと呼ばれる、貴重な食文化が消えてゆくことに心が痛む。
バタバタ茶会というばあちゃんたちのサロンで、農作業や、健康管理、料理懇談、隣近所との互助の話等が語られ、村は活気に満ちていたが、今は廃れて、寂しい限り。
 しかし、この茶会を伝承したい。
そんな想いが有って、夢創塾では、訪問者に「いろりを囲んで本物のバタバタ茶会」を提供し続けている。、都会の人たちには、おもしろい、おいしい、うまいと大好評。
お茶を創り、茶筅も作り、茶碗も作って伝統のバタバタ茶会をを守り続けよう。

投稿者:ながさきat 20 :08| 日記