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2010 年06 月09 日

利賀の行者二ン二ク

黒部市が特産化を目指している「行者ニンニク」の先進地、南砺市利賀地域へ関係者と視察に行ってきた。
新聞などで報道されている、行者ニンニク研究会員高藤さんの2反歩の畑には、今年芽を出した実生の苗や、10年以上経過した親指以上の、太いお化けのような行者ニンニクが一面に生い茂っていた。まさに、緑色の草原でした。良くもここまでで育てたものと感心。すばらしいに尽きる!
 一方、畑の裏側には、雑木林の中に約1反歩余り、木漏れ日の当たる中で、筋状に植え込まれた行者ニンニクが、畑に劣らず、立派に生育していた。
私の理想とする、ニンニク畑に心がどきどきするほど、感動する。本物の現場を見て、さらにニンニク畑づくりの夢が膨らむ。
同行した関係者も、栽培規模,栽培管理、山での栽培方法,販売ル-ト等を学ぶと共に、課題などをヒアリングする。黒部市での懸案事項も見えてきた。
 生産は500kg以上出来るが、山菜としての名前、料理方法が普及しておらず、需要が伸び悩んでいる様子。山菜時期が終わると、行者ニンニクは最盛期にもかかわらず、売れ行きが止まることも悩みの種とか。
そのため、出荷出来ないニンニクが大量に残留するとのこと。
刈り取って、加工品にするのが良いのだが、要設備、高齢化,後継者等で踏ん切りが付かない状況。
特産「行者ニンニク」資源がありながらフル活用出来ないのが、惜しい。







投稿者:ながさきat 19 :03| 日記 | コメント(0 )

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