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2010 年08 月30 日

黒が白に=(炭が塩に)

昨日から再開した塩作り、途中にがりも絞り出し、天日で乾燥。
不十分な乾燥ながら、概ね6kgの塩ができあがる。海水40リッタ-を蒸発させるに用いた炭の重量は35kg。従来どうり海水1リッタ-を蒸発させるに必要な炭は1kg。
真っ黒い炭が、真っ白い塩を作り出してくれた。色の世界では黒が無垢な白に変色!!
 大量に塩が出来たと喜び勇んで、バケツに収納したまま、イワナ池の水の手当をして来たら、なんと!!山羊のソラが塩を盗食していた。・・・・・追い払い竹の棒で仕置きをするも、うまかったのか、口のまわりを舌なめりして反省の態度全くなし。
山羊も好むミネラルがいっぱいの天然の塩は、人間にも良いこと間違いなし。山羊が証明。

谷の水が一段と少なくなった。毎秒3リッタ-で極端に少なくなる。冬期の渇水期と同量程度まで減少。取水口から全量取水すると、その下流には水が無くなるので、0,5リッタ-相当量を流下させる。下流には、沢カニやトンボのヤゴ、サンショウウオも生息しているので、断水するわけに行かず、イワナたちに少ない水で我慢をしてもらうことにする。
それでも1日に、180トンの水が供給されるのだから死ぬことがないだろう。

この貴重な水を供給している谷川の流域の山域は、今大変な事態になっている。
山の6〜7割が3年前からカシナガノキクイムシに犯され、枯れ木や茶色の葉の色で、見るも無惨な山容になっている。このことも原因で、水が少なくなっていることと推測する。
ミズならの実が無く、熊たちも食料確保に大変だ!!下がってこないことを祈る。







投稿者:ながさきat 19 :59| 日記 | コメント(0 )

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