2010 年09 月27 日
楮を煮る
朝から広場で楮を煮る。夕方まで、木灰を入れ、乾燥皮1kgを8時間余り煮詰めたが、乾燥した楮は予想以上に硬く、柔らかくするため、明日も煮つめる予定。今日、1日に燃料として燃やした薪は150本。重量にして100kg。昨日と明日使う薪を含めると合計で200kg。これを購入すると莫大な費用になる。
改めて、和紙を作るには、楮を蒸す燃料、軟らかく煮る燃料、紙を乾燥する燃料など薪が無いと和紙が出来ないことを実感する。
蛭谷集落に豊富な水と、里山の薪があったからこそ、かって和紙づくりが根付いたことを、今回実感する。
ちなみに1kgの楮で出来る和紙は、卒業証書台紙なら65枚、葉書なら400枚出来き、今後自然体験に来る児童や各種サ-クルの人たちに十分楽しんでもらえる量を今回確保。
楮を煮ている間を縫って、塩のにがり取りや天日乾燥、間伐材の薪割を行う。
県外からの見学者があって、水車、磁力発電、山羊やアイガモの放し飼い、塩作りにビックリし感動する。出会いの記念においしい天然塩を土産にあげる。
お礼の言葉に満足感一杯!!
投稿者:ながさきat 20 :08| 日記 | コメント(0 )