2010 年11 月18 日
準備・揮毫台紙づくり
午前中、あさひ野小学校6年生が卒業記念に、揮毫する台紙づくりの準備をする。毎年、自分で漉いた自分紙に、自分へのメッセイジを揮毫し、掛け軸にして卒業作品としている。
この和紙づくりが終了すれば、1年間にわたる「風の道」森づくりも終了。
これら一連の体験で、森の循環システムやものづくりのプロセスを、学んでほしいものだ。
他にない貴重な体験で児童等は、ちょっとだけ大人になって行くことだろう。
準備・その1
漉き舟を点検。水漏れがあったので漏水処理をする。
その2
漉き枠の網目に微小の紙繊維が張り付いて、不具合が見られたので、家に持ち込み丁寧にこれを針で取り除く。すごく細かい作業に手間取る。
その3
漉いた和紙を受け台に正確に積み上げて行くための、竹のガイドピン3本を設定。
その4
漉きあげられた和紙の脱水装置を組み立てる。
ジャッキを利用して、漉いて重ねた和紙の水分を脱水出来るようにセットする。
これらの準備を、昼までに終了。
夕方、先日とやまTVの宮田カメラマンが撮影した、幻の滝踏査の一部が放映された。
紅葉が美しい中、川の渡渉、水が岩にぶつかり飛散する長滝は大好きな光景。
短時間だったが、長滝の全容が紹介された。当時の感動が蘇った。
投稿者:ながさきat 19 :48| 日記 | コメント(0 )