2011 年02 月19 日
雪の小屋群・破風切り
昨年の暮れからの降雪で、ヤギ小屋を初めとし炭焼き小屋等が依然として雪に覆われた状態。屋根の先端(破風箇所)と積もった雪がア−チを描いて連結し、屋根雪と一体になっている。実はこの状態が屋根の先端を破壊するメカニズム。下部が解け凍り出すと屋根の先端部分の雪を引っ張り、破風箇所の破壊が始まる仕組み。
今年度、蛭谷でも民家が2軒、破風部が破損してしまったので、先日からヤギ小屋等の破風部が気になっていた。幸い、今日朝から天気がよかったので、1日中破風切り作業に集中する。頑張って、ヤギ小屋、料理窯小屋、環境窯小屋の破風切りを夕方までに終了する。
当該小屋の破風部延長、概ね50m。積雪深70cmで除雪作業量概ね50立方メ−トル。重さにして25トン以上を下方へ捨てるだけだが、除雪をした。自分を褒め称える作業量に体力に自信を持つ。
しかし、夕方には背筋が筋肉痛を起こし、左の腕がケイレンを起こしたので、作業を中止。
今日の破風切り作業で2回、切り終えたとたん、屋根雪が落ちてきて膝〜股下まで埋まってしまったが、屋根の雪が大量だと全身埋まる可能性があり、大変危険を伴う作業であることを認識した。屋根雪落下は織り込み済み、常に逃れる準備をしていたので事なきを得る。
疲れたものの、破風切りが終わって安堵する。
*屋根の先端部を通称「ハブ」と読んでいるが、漢字で「破風」または「端部」?
投稿者:ながさきat 19 :25| 日記 | コメント(0 )