2011 年02 月22 日
黒竹で茶筅づくり
隣のM家から黒竹をいただき、バタバタ茶の茶筅づくりに挑戦。今までは、根曲がり竹で茶筅を作っていたが、黒竹の肌が余りにも美しいので、茶筅にする事で飾り物になると思い、初めての素材だが作って見ることにする。
夢創塾で雪の作業台を作り、早速黒竹を3組6本を茶筅の規定長さに切断する。
竹を切断して驚いたのは、竹の肉厚が3mm前後で薄く(根曲がり竹は5~6mm)かつもろいのが解り、茶筅の穂先が作れるか疑問を持つ。
次に切断した竹を柔らかくするため、鍋で2時間余り煮詰める。
柔らかくした後、順次茶筅づくり名人に習った手順で作り始めたが、竹の肉厚が薄くこれを外側に折ってさらに薄くはぎ取ることが、至難の技。ゆっくり丁寧に神経を研ぎ澄ませて作業をしたものの、折り曲げたところが切断するなど失敗だらけ。
かろうじて1本だけが成功!!
しかし、各々切断箇所が2箇所ぐらいあっても、2本を接合して一組にするので損傷は見えにくい。
夕方には3組完成。評価は良1組、残りの2組は可でかろうじて合格。
次回は肉厚の厚い黒竹を選んで、再度茶筅づくりに挑戦したい。誇れる作品を作って見たい
一服は、朝日岳を眺めながら、作ったばかりの茶筅でバタバタ茶を飲む。
時間を忘れるようなすばらしい雪景色にバタバタ茶で酔いしれる。焼酎割りしたため??
投稿者:ながさきat 19 :32| 日記 | コメント(0 )