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2011 年04 月08 日

小さな春探し

雨の降る前に畑予定地の雑木や杉の枝を拾い集め、先に集積してあった所に積み上げる。
山盛りになったところで、ちょうど雨が降り出し、周辺が濡れ出した頃合いを見て、着火する。乾燥しきっていたので火勢が強く、一瞬オレンジ色の炎は10mにもなり、怖さを感じた。しかし、杉の葉が燃え尽きると瞬く内に、下火になり、30分余りでみんな灰になってしまった。・・やはり野火は雨降りでないと怖くて出来ない。
 火の始末をして、小川の上流へ春の花探しをする。
最初に見つけたのが、スミレの群生。近づいてみると咲いている隣に蕾が膨らんで順番を待っている感じ。当分はスミレの花が観賞出来そう。
 次に見つけたのは、雪椿。つい先日までは雪に埋もれていたのに、近頃の暖かさで、小さいながら力強く咲いて目を引いた。野生の花は自然にマッチしていて美しい。
 崖の中腹部にカタクリが点々と咲いていた。
貴婦人のごとく凜として貴賓高く春風になびていた。自然交配して群生地に展開してほしいものだ。
 雪解けあとにふきのとうが、驚くほど密集して出ていた。面積0,5cm×04cmに
35個以上が、地表を突き破り吹き出るがごとく萌葱色で勢揃いしていた。これだけ密集すると周辺は明るい感じ。・・・うまそうなので採集し、酒の肴にする。
 運が良かったのか、最後に一輪草の群生地を3箇所見つける。
80から100株だが一斉に咲いている白い花模様は、遠くから見ると、チョウチョが乱舞しているようだ。・・・私だけの秘密の場所にしたい。
小さな春探しが、大きなお花畑を見つけました。









投稿者:ながさきat 20 :08| 日記 | コメント(0 )

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