2011 年05 月14 日
塩づくり開始
今日から遅れていた「塩」づくり作業を3基で開始した。新たに試作した円形のかまどを使い、四角の鍋に深層水を入れ、晩まで煮詰め続けた。
燃料の炭を2回補給(1基1回分2,5kg)すると、海水の量は1/3になり、濃度は
60%。表面には徐々に塩の結晶ができはじめた。時間と共に塩の結晶が底に沈下。
夕方にはこれをすくい上げ、1,5kgほどの塩をつくる。
今年最初の粗塩が出来ました。新型かまどの性能良好。森林祭に使用可能を実証。
先般炭焼きをし、密封した後、窯の天井温度が常温に近くなったので、焚き口を開いててみる。窯の中はまだ30度近くで、生ぬるい感じでしたが、出来具合は通常どうり。
まだ炭を出してはいないが、森林祭に使う飾り炭は成功間違いなし。
早く出して確かめたいものだ。
故岩崎巴人氏の甥である横田氏が、巴人伝を執筆するため、蛭谷を関係者と訪れたので、
かって巴人が投宿していた、郵便局の松原氏宅を案内する。
投宿していた当時のふすま絵や、手紙を見ながら、生活のエピソ−ドや蛭谷の仲間と現代水墨画の確立に向け、酒を飲みながら毎晩朝まで論じていたことなどをヒアリング出来た。
大変有意義な取材が出来たと横田氏、松原のばあちゃんに大感謝。
さらなる山の花が咲き始めました。
谷卯木(タイベバナ)やシャクナゲ、山藤が咲き、風に乗ってほのかな香りが漂っています。もやもやもこの香りで吹き飛んでしまいました。
北日本新聞wenbunのバックナンバ5月13日に記事があります
投稿者:ながさきat 23 :43| 日記 | コメント(0 )