2011 年09 月11 日
管理日記
早朝4時、窯の様子を見る。煙が白から薄い空色に変化しつつある。排煙の心良い香りが漂う物の、窯止めに少し早い。せっかく来たので、密閉用の粘土に水を加えて、練り込む。
再度7時に来て、花炭窯の空気口、排煙口を粘土で密閉。その後、灰を水に溶かした水溶液を、窯の割れ目、焚き口の亀裂部に等にまんべんなくコ−テングして完全密封する。
着火して20時間で炭焼き完了。窯木が乾燥していて早まったようだ。
その後、行者ニンニク畑の草刈り、隣の山地で「つくばね」採集。
クルミを手作りの特殊タモで採集。房なりのクルミなどを取ってタモの威力に満足。
クルミの木から直接採取25個、谷川でひらった数、19個、県道林道でひらったのが15個併せて59個。今週と来週に来る「森の幼稚園」体験、父兄も含め総勢120名にクルミの森の恵みを提供したい。
昼から、先日漂白した楮を叩いてほぐし、ミキサ−に入れて攪拌、どろどろのパルぷに仕上げる。乾燥材料で1,2kgがようやく紙が漉ける状態になる。
10月9日、自然体験に来る福島県の児童達に、思う存分自分紙を作ってもらいたい。
残暑で、作業が厳しかったが夢創塾の管理は日々怠りなくするしかなし。
投稿者:ながさきat 19 :59| 日記 | コメント(0 )