<< 前のエントリ |メイン | 次のエントリ >>
2011 年12 月03 日

台紙乾燥

昨日あさひ野小学校6年生が漉いた掛け軸用台紙を、脱水して午後、手製の乾燥器で夕方まで20人分を乾燥する。
生徒が漉いた紙は、積み重ねが不揃いで、厚さが均一でないため、厚さ0,1mm未満の台紙を1枚毎めくるのは至難の業。破けないように、全神経を集中した作業に頭が痛くなるほど。そのため、全員の台紙の乾燥は出来ず、12人分が残ってしまった。後日乾燥。

窯の管理を深夜の2時、明け方の5時に見回り、排温、煙の状態を観察しながら、排煙口、空気口を調整。
炭化が予想以上に早く、4時には煙が青く、木酢もなくなって8時頃には炭化の終了が見込めたが、朝から手伝い人を確保できず、白炭作りは断念して、黒炭に変更。
早速排煙口、空気口を粘土で密封して炭焼き終了。尚、天井の熱を利用して楮を乾燥する。
炭だしは9日以降。どんな炭になっているか楽しみだ。



投稿者:ながさきat 17 :45| 日記 | コメント(0 )

◆この記事へのコメント:

※必須