2011 年12 月12 日
茶筅・竹とり
今年も500人ほどの児童らが、夢創小屋で当地区特産のバタバタ茶を飲んだ。しかし、バタバタ茶を泡立ちさせるため、茶筅を茶碗の底にすりつけ掻き込むので、今年
20丁ほど、尖端がボロボロで来年は使用不可になった。
中には、尖端がなくなって棒状の茶筅も。
これを補充するため、雨にも負けず山に入り、3〜4年生の太い根曲がり竹を22本切り出し、合掌小屋で長さ18,5cmの茶筅サイズに切断。
一級品26本(13組=1丁)、二級品30本を調達。これで茶筅の材料を確保したので、冬にはこれを煮詰め、軟らかくして茶筅作り。地区に伝わる茶筅作りを楽しもう!!
あわせて、茶筅作りの要となる、数本の小刀、道具の点検を行う。
夏には谷川で数種類の「砥石」をひらい、研げるように加工したので、切れ味抜群な小刀になりそうで、すばらしい茶筅が出来そうだ。
この小刀で、茶筅の尖端部を0,1mm以下にしなければならないので、最大の集注力ガ必要。
雑念を断つ為、真冬で誰も来ない夢創塾小屋で創っている。寒いけど、いろりのそばで創るのも粋なものです。
投稿者:ながさきat 19 :01| 日記 | コメント(0 )