2011 年12 月25 日
バタバタ茶筅試作
降り続く雪で広場の積雪深は、80cm。坪足で歩くと腰まで埋まってしまう。ラッセルなので100m位で一服しながらの見回り。寒いのに汗だく。
天界は、クリスマスにやっかいなプレゼントをくれた物だ。
エサやりを終え、合掌小屋にこもり、茶筅づくりの小刀5丁を丁寧に研ぎあげる。
切れ味を確認したくなり、急遽バタバタ茶筅づくりの準備をする。
先般定尺に切断しておいた、茶筅の根曲り竹を鍋で3時間余り煮詰めて柔らかくする。
この柔らかくなった竹の表皮を取り除き、穂先を36等分に分割後、1本毎外側に折り込み内肉部をはぎ取る。穂先の厚さ3〜4mmが一気に0,2〜0,4mmになる。
この作業、微妙な力加減がポイント。・・・いかに一気に薄く削ぐかが長年の感しかなし。
その後、1本毎穂先を小刀で0,1mm以下に削いでできあがり。
夕方まで2組の試作品が完成。
小刀の切れ具合抜群で茶筅合格。時間と共に腕も感もよみがえってきた。
失敗は穂先を1本切断したこと。1/144本でした。じっくり取り組んだのが良かったようだ。
昼飯は、かまぼこにくるみ味噌を付け炭火で焼き、在庫のビ−ルをたらふく飲んで、ホワイトクリスマスを楽しむ。寒いときは内から暖めた方が良いかも!!
投稿者:ながさきat 19 :50| 日記 | コメント(0 )