2012 年02 月14 日
除雪の壁は地獄の一丁目
早朝、エサやりに行く途中、県道上をオロオロさまようカモシカに出会う。道の両端がロータリ車で除雪され、3mあまりの垂直の壁。しかもこの壁の延長は800m以上でこの間駆け上がる場所は全くなし。
崖上がりのプロであるカモシカもこの高さでは不可能。
そこで、分岐している北陸電力の取り付け道路まで、約400mカモシカを、後ろから自動車で追い込みながら誘導する。
疲れていたのだろうか、途中、雪の壁に寄りかかって一服することしばしば。手こずる。
2日前にも、タネキが壁から脱出できず、ウロウロしていたので、タモで捕獲し壁の上へ放そうとと試みたが、暴れてタモの柄をへし折って路上を逃走する。
勝手にしろと放置した結果、翌朝天国に登っていた。
動物たちにとって、除雪の垂直の壁は地獄の一丁目。せめて200m毎、動物たちが脱出出来る傾斜面づくりが必要だ。
実は私も、3mn壁を駆け上がってえさやりを行っているが、ストックをピッケルに変えて氷壁を乗り越えている。これが又大変でもあり、訓練でもある?大雪はいやだ。
投稿者:ながさきat 19 :40| 日記 | コメント(0 )