2009 年04 月04 日
お花炭挑戦
3月に炭焼き合宿で挑戦した花炭づくりは、私の窯の温度管理の怠慢から、失敗したので、今回、気を取り直し、初心に返って花炭づくりに取りかかる。素材は「椿20本」「山桜15本」「柳20本」で、前回の1/3程度。素材が多いと、当該箇所でどうしても灰になり、それが原因で、周辺の火が残り火となって消えず、失敗する。
午前中に山桜と椿を整形し、保護材でこれを包み、即、窯に建て込む。その後、窯木を充填し、昼から、焚き口に付きっきりで火を燃やす。 6時過ぎ、窯の中で熱分解が始まったことを知らせる、排温が85度になったので、焚き口を閉塞する。併せて、空気穴を15×6cmに絞り煙突の排煙口も1/3程度締める。
これで真夜中に2回見回りして、万全を尽くしてみよう。
炭焼き途中、柳の小枝で「箕」づくりをやまびこの米丘さんに学ぶ。
16本の小枝を1本毎細いヒモで3箇所編み込み、最後に先端を円形に曲げ込みこれをヒモで固定するとできあがり。
簡単なようだけど結構制作に時間がかかる。用途は窯土を運ぶときの器であり、炭を俵に入れるときの器でもある。
実に、この「箕」は柔軟性があり、使いやすい。小型に創って、飾り物にしてもOK。
周辺に、遅い山桜や、かたくりの花、いちりん草、芽をチョッピリ出したタラの木が目立ち始めた。しかし山菜はまだ未確認。
ゼンマイはいつ頃で始めるのだろうか?待ち遠しい。
イノシシがクズの根を漁り続けている。山裾の斜面はクズの根堀で、穴だらけ。最近堀込んだ穴は、実に、長さ4m幅80cm、深さ50cm
穴の中には、クズの根がズタズタに食いちぎられていた。
あちこちに穴だらけ!!山が荒らされて土砂崩れの恐れが出てきた。
猿以上の害獣であることは間違いなし。
自然農法の畑が今年は危ない予感がする。囲いするしか手立てなし。
投稿者:ながさきat 19 :57| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )