2009 年04 月23 日
炭窯の記
やまびこ窯にじいちゃん達が、朝から焚き口で火を燃やし、加熱を開始。慣れた手つきで、生木を上手にもやし続ける。2時頃に排温が82度になり、窯の中では熱分解が始まったので、焚き口を閉塞する。低部で、少しの風穴を開け、じっくり炭化が進行するモ−ドに切り替える。日曜日に白炭として出す計画。
花炭窯の窯木を、今日1日かけて調達する。
今年に入って、4回目の花炭づくりの準備完了。3回目の窯の天井温度は23度で常温に低下していて、炭出しが可能になった。
しかし、前回は練らしが長すぎて、麦が灰になっている可能性50%
失敗したら、連続3回の大黒星。・・・初心に戻れとの信号??
バリの奈津ちゃんから、今回作った竹炭についての報告が、写真と共にメ−ルで届いた。
竹炭の、先端がロ−ソクのように溶けているので、どのようにしたらよいか? 次々と課題にぶち当たっている様子。失敗も、さらなる展開への礎、様々な事を経験し、蓄積して、対処、めげず挑戦して欲しいものだ。
魚津のTさんに、炭窯づくりの現地指導をする。
炭窯の構造図に始まり、平面図、横断図をスケッチで描き上げる。
窯底の排水処置、石積の注意点、天井のア−チ部づくりのノウハウなど詳細に説明する。
まずは石や、粘土の調達、雨天対策など準備をした後、改めて現地指導を約束する。
山麓の行者ニンニクに日光が当たるよう、周辺の雑木を伐採する。
大木の枝は、長い柄のついたノコギリで、切り落とす。
終了したとたん、周辺は明るくなって、ニンニクはニコニコ顔でした。
根が余りついていたかったが、植え付けたギボウシ、以外と元気に
に育っている。1株に25芽もついて、大繁盛。頼もしい。
朴の木の新葉が初々しく出始めた。今は小さいが、もうすぐ葉の長さが50cm余りの巨大葉に生長し、快い香りを発散してくれる。
アカメガシが芽を噴き出した。1週間ぐらい葉、朱の色だが、日にちが経つにつれ、青葉に変身する変わった葉っぱ。
周辺の山は、一斉に新緑模様、日々変化する衣替えの候。
投稿者:ながさきat 22 :25| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )