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2009 年05 月28 日

成功・麦のお花炭!!

朝から花炭窯の炭出しをする。お目当ては、麦の花炭とアザミの花炭。
炭焼きは順調だったし、窯止めのタイミングも、煙の色や、窯の中を覗き、目視で精錬状態を確認したので自信があった。窯止めした後は、しっかり灰水で窯をコ−テングし、窯の中への空気を完全遮断した、。
その結果、窯の天井温度が従来どうりに低下し、6日目には20度まで下がり窯止め成功。・・・                      早く「麦の炭」を見たくて先日から浮き浮きでした。!!
 窯の焚き口を全面オ−プンして窯の中を見ると、間伐材の炭が焚き口付近から、完全な炭になっていた。奥にセットした「麦の炭」成功を確信。はやる心を落ち着かせ、順番に炭を窯内から取り出す。
炭を80kgほど出した後、窯の奥にセットしておいた「花炭」3束を慎重に、丁重に扱って、窯から出した。
 そしてセットを広げてみたところ、麦の炭は思ったとうりの出来映えに大変満足して、嬉しくなる。挑戦し続けて良かった。ついに成功。 心浮き浮きで最良の日になる。大麦400本の内10%程度が折れるなど作品にならないが、そのほとんどが成功したのは、今回が初めて。
 振り返れば、今年4月、バリの井岡さんと花炭づくりをしたが、すべてが灰になってしまう大失態を演じたことで、今回の大成功に繋がる。
格言の「失敗は成功の素」を体験できて、今後の肥やしになる。
 アザミもメチャ良くできていて、額装するのが楽しくなった。
成功した「お花炭」は小屋の中にある、タンスに保管する。      前回からのストック分も入れて、麦は600本近く、冬に行う額入れが楽しみだ。

午後、小杉の社会福祉会館に出向き、保健福祉研修会で、演題、「森で遊ぼう私の夢づくり」について講演をする。
早速、今日大成功した「お花炭」の話と、麦炭を多量に使用した額縁を見てもらう。みんな感動・・・
花炭成功で、今日の講話は立て板に水のごとく、流ちょうであることが自分でもでも自覚できた。 それにしてもみんな居眠りすることなく、誠に感心を持って聞いてくださって、大変ありがたかった。









投稿者:ながさきat 20 :25| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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