2009 年07 月05 日
泊ナタ・ヒアリング
昼から、富山大学の中村、川原両先生が、泊ナタの山仕事に関わる使用実態について、再度調査に訪問。ナタの先端に在る通称トンビの効用、刃が弓なりになっている効用、ナタ裏のくぼみの在る理由などを解明したいとのこと。日本全国、ナタは概ね両刃で包丁のように刃部は直線、トンビがついていても、最先端は丸いか,直線。泊ナタはくぼみがついているその理由云々・・・。
今回は,やまびこの会員で、山仕事が本業の順一氏に,上記の疑問に答えてもらい、現場でナタを使って雑木を2〜3本切ってもらう。
ナタの切れ味抜群、その使い方全く無駄のない動き。
切った後、枝切り、寄せ集めを当該ナタで流れるような作業で終了。
2人の先生方、動画と,写真を取りまくる。・・・切れ味に感動!!
併せて、ニソの木(マンサク)を縄代わりに使う技を披露。
粘りのある木(マンサク)で木を結ぶ里山の生業の技に、ビックリ!!
次回、超高速カメラで泊ナタの切れ味を撮影したいとのこと。
9月の始めにカメラマンなどのスッタフを配置して、実行する予定。
今後も、泊ナタの切れ味解明に、2人の博士に全面支援することを約束。返り際、水車に取り付けたマジカル発電の精巧な作りに、感動しきり!!大学の実験室以上の施設と賞賛!!
大学の先生方に褒められ、それなりの価値が在ることを確認。満足!!
投稿者:ながさきat 19 :58| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )