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2009 年07 月07 日

困った物だ!!熊の杉皮剥ぎ

朝から新川森林組合の職員達と、笹原地区における私の土地と、隣接する各所有者の森林境界案内をする。今年当該地区で,間伐作業をするための基礎図面づくりの測量。
15年前は、植えられた杉の大小で境界が判断できたが、今は、その区別が出来ない状態。かろうじて、15年前に間伐した根っこ跡が残っていて境界を設定できた。
熱い蒸し暑い中、概ね2,0ヘクタ−ルを昼前に踏査する。すごくハ−ドな作業で、藪や先方が見えない草原歩行に、足下がぶらつく。まずは、安全を確保しながら、境界点をGPSで測定記録する。
 昼からも補足点を追加設定する。
このとき、杉の木の皮が,幅50〜60cmの規模で、根本から3m程度剥ぎ取られている杉を発見。
注意してみるとあちこちに被害の杉の木10本が見られた。2〜3年前に剥ぎ取られた杉は、その部分が腐ってしまいボロボロ。いずれ根元が腐って倒木する事だろう。近年、被害を受けた10本余りの杉も運命はしれたこと!!熊被害にくまった物だ。
爪痕もくっきり残っていて、気味悪いが、熊を気にしていては山回りが出来ない。大声を出しながら、夕方尾根に忘れてきた大鎌を取りに行ってきた。往復1時間を要したが、鎌は回収し,返りの駄賃に、サンショウの木を2本伐採して持ち帰る。すりこぎにすれば、10本は出来る。
これを機会に「すりこぎ」交流が始まるかも!!





投稿者:ながさきat 19 :41| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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