2009 年07 月19 日
環境窯火入れ
今日は村の勤労奉仕作業日、宮総代の私は、出役者10名と蛭谷神社内の草刈りと神殿掃除を行う。2時間あまりの作業で、境内は見違えるように整理され、きれいで,スッキリする。神様も喜んでいることだろう。そんな神様から最後に貴重な贈り物をいただく。それは「赤マムシ」。これを捕まえ即、皮をむき串にセットして午後、環境窯の種火でこんがり焼き上げる。3cm位食べて元気をもらう。
早朝、奉仕作業出役前,環境窯に火入れをする。出役中、火の管理が出来ないので、燃焼室に一杯の薪を詰め込み,火力の低下防止を図る。
奉仕作業を終了後、残り火が少なくなっていた燃焼室に,再び大量の薪を投入。窯が熱かったので、すぐ着火。以降、付きっきりで火力UPを図る。その甲斐あって、Pm2時頃には排煙温度が72度になり順調な仕上がり。木酢採集も順調!!
火の管理に余裕が出たので、大雨、強風の悪天候だったが、合羽を着込み,松が平まで山登り特訓。
途中、ミズナラや松の木の幹を伝って、大量の雨水が流れたり,落下している異様な光景を見る。落下水を両手で受けると瞬く間に一杯になる。飲んでみたが、ぬるくてはき出す。朝露のほうが冷たくて格段美味しい。
登山道は、雨水の通り道になって、小さな川に変身。小さな蛙が活発に動き回っていた。蛾やミミズなど食べものが豊富なようだ。
この蛙を狙って、マムシも生存している。(一昨年赤まむし捕獲)
合羽を着ての特訓、通常より大いに汗をかく。所要時間2分オ−バ−でしたが、特訓に持ってこい!!
松が平では、白い鈴なり軍団のリョウブの花が満開で、甘い香りが雨の中漂っていた。苦しさもこれで吹き飛んだ。
下山して窯の排温を測定すると、83度で焚き口閉塞OKサイン。
早速、さらなるマキを投入して、手際よく焚き口を止め、併せて排煙口を1/2に締める。しばらくして、窯の中の熱分解に必要な、触媒用の空気口を5cm×7cmに設定する。・・明日再度空気口の調整必要。
大雨の日でしたが、計画した作業が出来て満足。
投稿者:ながさきat 20 :23| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )