2009 年09 月19 日
古代米稲刈り
5月半ば、帰農塾生に植えて貰った、古代米がようやく実ったので、これを刈り採った。しかし、今年は穂の出るのが早かったにもかかわらず、肥料とした山羊の糞が効き過ぎたのか、古代米の特性なのか、草丈が高くなり、葉の黄化も進まずやきもきした。午前中に鎌で手刈りし、昼からワラで一把ごと束ねる。概ね200把を90分で終了。続いて乾燥させるための「ハサ」(3間4段)を、間伐材を活用して作る。手元がいなく、柱が風に吹かれ倒れることしばしば。仮止めに作るほど時間を要した。
ハサの材料を準備してあったので、60分ぐらいで完成。
この間、隣の30アール田をコンバインが、30分あまりで刈り取っていった。あすの夕方には、玄米になるそうだ!!
・・隣は、近代化農業、私は何をしているんだろう??
考えてみたら、米づくりに必要な88回の作業工程を、忠実に実践する事を楽しむと共に、自然農法による古代米づくりの情報発信で、さまざまな出会いが有ることでした。
ハサの完成後、すぐに稲束をハサ掛けする。
農道を行き交うばあちゃん達から、懐かしいと声掛けして貰い、その都度空元気を出し、ヘバヘバながら4段目も全部掛け終える。、夕方、落穂を拾ってようやく終了。今日の作業、米作りの10工程完了。残りま
だまだ作業があるが、10月下旬には、美味しい古代米が食べれる。
この村でハサ掛け乾燥は私一人。米作りの原風景を残したい。
投稿者:ながさきat 18 :29| 日記