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2009 年09 月21 日

切れ味・泊ナタを解析

富山大学の中村教授等4名が、泊ナタの切れ味を解明するため、早朝から夢創塾にやってきた。
準備として、実験に切り倒す直径5cmの朴木周辺に、特殊カメラを設置。
このカメラ、1秒間に1000コマを撮影し、2秒間連続して撮影できるそうだ。そのため、明るいことが条件で、太陽光が直接被写体に照射しているほか、補完として、反射板も使用し光りを集める。
 9時過ぎ、準備が整い、泊ナタで朴の木を切る。
「スパー」と一瞬の内に切れる。切断所要時間1/100秒ぐらいか?
撮影成功と先生方大喜び。以降場所を変え4〜5本を切り倒す。
後で、この切断の様子をスローモーションで鑑賞。何となく、映画のシーンを見ているようだ!!
 その後、泊ナタの原型2本を使って木を切り、切れ味のヒアリング。
2本とも「力」で切る感じ。その後泊ナタで切ってみると、手首のスナップで切る感じがした。切れ味もその面を見れば、きれいにつきる。
 「切り倒す」さまざまな実験を試みたが、これで泊ナタが「きれる」事の解明が出来るのだろうか?
来月に、今日のデーターを解析し、再度、補完実験を大学の構内でするので参加を要請される。OK。

昼から近くの山で、シイタケの原木を調達。30本あまりを広場に運搬する。この間、高岡市や隣の入善から老人会役員が見学。楽しんで帰る。
帰りに、林道沿いの崖で、イヌガヤの実を採集。
300粒以上、帽子に一杯、初めての大量採集。明日以降、皮を剥いて実を採りだし、干して炒って本物の「ガヤの実」を堪能しよう。


ダイコンの芽


ガヤの実

投稿者:ながさきat 20 :13| 日記