2009 年10 月21 日
野外で出前授業
あさひの小学校で新川地域振興センター職員の支援の元、校内で児童達が作った水平機で測量を行った。先週、水が水平になる性質を利用して、昔の人が作ったであろう水平機の模型と、理屈を児童らに教えた。それを元に1週間かけ、少し小型ながら自作ですばらしい水平機を作ったので、これを実際に使って、高さを測ってみる。
精度を確認するため、センターのレベルで児童らの計測値を検定。
驚くことに、30m離れた地点での誤差は1cm程度で、その正確さに児童らは驚く。それ以上に私の方が、水平機の精巧な出来にビックリ!
児童らは、昔の人たちの知恵や工夫に改めて感動。
続いて、当該機械を使って、児童ら全員の身長を計測。30m離れていても、ミリ単位で各自の身長が判明して、さらに驚いた様子。
学校の基礎の高さも検査、3〜5cmの違いを見つける。
今回の出前授業、児童らには少し難しかったと思われるが、自分たちの作った水平機と近代のレベル(水平機)とは、本質的に変わっていないことを学習する。
大人になって、何時か思い出してくれれば、技術の変遷を知ることだろう。・・後日もらえる感想文で効果を分析しよう。
楽しみながらの出前授業、私の水平機も精巧な結果が出て満足。
投稿者:ながさきat 18 :59| 日記