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2009 年10 月23 日

新たな発見

今日は「霜降」。朝の気温は、7度で今季最低。文字どうり霜が降りそうな寒さになった。
この寒さで、環境窯の屋根に「朝露」が付着していたのが、朝の見回り時に流れ出し、雨樋に集められて「ポト、ポト」地上に落下していた。
自然の大気中から「水」が大量に?精製されている現象はじめて。
早速、大きな器で落下する水滴を集める。30分で37cc。
ゴミは混じっていたが、嘗めてみると、冷たく木酢の臭いがかすかに混じっていた。。トタン屋根が水源とは思いも寄らぬ発見でした。
 朝の運動に、先日窯の前に運搬した、楢の木を、「ヨキ」で薪割りする。神経を集中し、気合いを入れて、3本ほど割ったところで、割れ口の小さな穴からモゾモゾと白い小さな幼虫が、はい出してきた。
直感的に「カシノナガキクイムシ」と認識した。長さ5〜6mm太さ
1,5mm程度の白い幼虫。割った面一面に生息し、その数15cm×7cmの面に7〜15匹が生息していた。大きな楢の木1本では、推定1萬匹以上が生息していると考えられる。
これが来春成虫になって飛散し、何百倍になって増殖。処理不可!!
 一方、カシナガが、木の幹を掘り進んだ(食糧)軌跡を、解剖してみて驚いた。メーンの軌跡は表面から芯に直進しているが、途中、上下に自分の体長ほど掘り進み、その後は元の軌跡に戻って、再び直進しながら
の繰り返しを続行中でした。
1匹分だけでもその軌跡が面白い。虫が作った穴掘り造形は芸術だ!!
害虫だけど、すばらしい軌跡を発見、感動する(自分だけ)??






投稿者:ながさきat 19 :56| 日記