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2009 年11 月05 日

アイガモ騒動

朝の見回り時、いつもなら「ガアー、ガアー」うるさいくらいに泣き叫んで迎えに来るアイガモ達、全くその気なし。
その気配で昨晩、又野獣の犠牲になったことを察知する。
案の定、一番大型のオスカモ〔メタボ系で逃げ遅れたようだ)が腹をえぐり取られ、池の草むらに横たわっていた。10月からこれで3匹目。
野獣たちから身を守る学習(池に入って休息)をしていたはずだが、
満月に浮かれ、土手で休眠していた結果、この悲惨な結末。食の連鎖でこれも自然の成り行き。
 残ったカモたち、隣の三方水路の川底に逃避したが、壁が高く戻れず、集団で不安気にひっそり立ちすくんでいた。長年鳥たちを見ていると、表情と鳴き声で、彼らの状況が判断できるようになった。
 悩んだのはどうして25羽のカモを池に戻すか??
1羽毎捕まえて戻すのは、逃げ足が速く、今までの経験から不可能。
そこで、下流側に川底から登れる広い板を斜めに設置し、その板にたどり着くよう川底に網で誘導路を作る。
上陸桟橋?が出来たところで、餌の潰し麦で徐々に誘導路に導き、続いて桟橋にバラ、バラと餌をまくと先を争って登りだした。
入り口を狭くしておいたので、予定通り1羽ずつ登る。一瞬の間にみんな登り切り救出作戦大成功。これもカモたちの性質を熟知していたからこその快挙!!??  「ヤッター」ホーと胸をなで下ろす。
成功祝いに、麦と古米を、通常の1,5倍を与えて労を労う。
満腹になった途端、いつも通りのカモに戻り、私の長靴を突いて再度の餌ねだりを繰り返してた。昨晩の事など全く眼中にないようだ。

投稿者:ながさきat 19 :17| 日記