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2009 年11 月23 日

和紙づくり・準備完了

天気もよく、朝から煮て柔らかくなった「コウゾ」の「キズ」を取り除く。冷たい水の中からコウゾ一本分をとりだし、黒いキズやはぎ取れていない皮などを、丹念に手でちぎって取り除いた。
午前中でようやく終わったが、単純作業のため、終盤はイライラして効率低下。暖かかったので続けられたが、雨の日だったら1日作業だ。
 午後から夕方まで、漂白しながら谷水で、丁寧に水洗いを何度も重ねる。気温が高かったので、水の冷たさが気にならず、順調に仕上がる。
夕方には、光るような白いコウゾに変身した。パルプ化への準備OK。
このコウゾを26日、あさひ野小学校へ持ち込み、来年卒業する6年生に
パルプ化する作業と手順を指導する予定。
師走でてんてこ舞いの日々が続いたが、どうにか準備が整って、肩の荷物が降りホ−とする。12月4日に児童等が自分紙を漉きにやってくる。、
これで、児童等の掛け軸台紙の他、理容学校の卒業台紙が来月中に
出来るようだ。
南保小学校時から11年間続いているが、やはり台紙づくりは一生の記念になると思うので緊張する。この緊張感がまた自分磨きになっているようだ。寒くなればなるほど「ニレ」が効いてよい台紙が出来るのだが、寒い日の紙漉はおっくうだ!!

実生で育てたミズ楢がきれいに紅葉した。隣の菊より色合いがいいようだ。2年生で小さいのに花にも負けない紅葉に感動。??
 寒くなってナメコが益々おいしそうになってきた。バケツ一杯収穫。
小さな赤大根を収穫し、これをスライスして生で食べる。さくさくした食感で、結構いける。深紅の赤が食欲をそそった。 









投稿者:ながさきat 18 :50| 日記