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2009 年6 月15 日

夏椿の花

1週間ほど前から金沢でも彼方此方で咲き始めたのを目にします。京都の妙心寺東林院が有名ですが、散って一晩を経過すれば花弁が赤茶けてくるはずなのが、真っ白のままで、それも上向きで等間隔に散っていたのが不思議でした。観光タクシーの運転手さんの言によれば、「夕方に散った花を集めて冷蔵庫で保管し、次の朝に木の下に並べてはる」のだそうです。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色」の平家物語にでてくる沙羅双樹の花は、朝に咲いて夕方には散る夏椿の花を詠んでいるのですが、沙羅双樹の木はインドの木であって、この夏椿とは別のものなのだそうです。夏椿



投稿者:ぴるぜんat 22 :22 | 日記

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