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2019 年5 月14 日

「スーパードライ」の陰に隠れた伝説のビール

 業界シェアーが8%の頃の1987年(昭和62年)3月に、「キレ味冴える辛口」というキャッチフレーズで発売されたのが「スーパードライ」でした。あっという間にキリンのラガーを抜き去り、平成の30年間は業界トップを走り続けてきました。

 そんな「スーパードライ」の後ろに隠されてきたのが通称「マルエフ」と呼ばれている銘柄のビールです。「マルエフ」は「スーパードライ」より1年程前に、アサヒビールが社運をかけて売り出したビールです。「スーパードライ」とは違う酵母を使って造られており、「コクがあるのにキレがある」という文武両道のようなビールです。社運を懸けて発売された「マルエフ」はヒットしたのですが、翌年発売された「スーパードライ」は「キレ味冴える辛口」として売り出され、「マルエフ」を上回る勢いで大ヒットしたために、「共食い」を恐れて後発の「スーパードライ」という化け物みたいなビールの後ろに隠されてしまい、大阪の吹田工場のみで細々と造られてきていました。

 100年を超えて受け継がれてきた知る人ぞ知る銘柄のビールです。アサヒビールの前身である大阪麦酒社が1900年に発売した日本初の瓶入り生ビールがそのルーツです。びっくりするほど爽やかで飲みやすく、スーッと喉に入っていく感じでゴクゴクいくらでもいけてしまいます。「マルエフ」とは社内で使われている開発記号のことで、Fは幸運や富を意味する「FORTUNE」からきているそうです。ちなみに「スーパードライ」の開発記号はFXです。

 アサヒビールと言えば「スーパードライ」ですが、そんな「物語」を秘めた「マルエフ」がこの6月4日(火曜日)から「ぴるぜん」でお楽しみいただけるようになりました。




投稿者:ぴるぜんat 11 :44 | 日記

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