泡のリング
ジョッキの内側に小さな気泡が沢山ついていたり、泡が直ぐに消えてしまうようなジョッキは汚れている証拠です。
汚れの元は油分によることが多いのですが、ビールの美味しさを守る蓋の役目をしている泡は油分に触れるとたちまち表面張力を失い、中の炭酸ガスを逃がしてしまいます。
投稿者:ぴるぜんat 12 :04
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泡のリング
ジョッキが汚れていると、きめ細かい綺麗な泡がたちません。油類が泡の表面張力を奪ってしまうからです。
ほんの少しの汚れも、ビールの風味を格段に落としてしまいます。グラスが完璧に洗浄されていれば、お飲みになった後には、ジョッキに泡のリングが残ります。
投稿者:ぴるぜんat 10 :38
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ビールはデリケートな飲み物です
ビールの泡は、ジョッキに注がれたビールから逃げる炭酸ガスをしっかりと抑え、空気と触れ合ってビールの味が落ちるのを防ぐ蓋の役目をしています。
炭酸ガスはビールの持つ複雑な味をまとめ、美味しい味だけを感じさせてくれますが、非常に抜けやすい為、メーカーから出荷される時には瓶や缶の中に多目に炭酸ガスが封じ込めてあります。ですから、グラスに注ぐ時にこの炭酸ガスを少し抜いてあげ、クリーミーな泡で蓋をすることによって、ソフトな口当たりで余計な苦みもなくスッと喉を通る美味しいビールが味わえるのです。
樽生ビールの場合は、炭酸ガス圧で樽からビールを抽出するのですが、このガス圧が微妙です。この一杯に48年間積み上げてきた「ぴるぜん」のノウハウが凝縮しています。ビールの上手な注ぎ方は、炭酸ガスのコントロールとビールになくてはならないこの泡をいかに綺麗に、適度に作るかにかかっています。ドイツではこのきめ細かな泡をブルーメン(花)と呼んでいるほどです。
この泡は、麦芽の中のタンパク質が分解されるときに生まれる「起泡タンパク」と「ホップ樹脂」が交わることで作り出されます。ですから、同じ醸造酒でも麦芽とホップを主原料とするビールだけが、あの独特のクリーム状の白い泡を特徴として持っているのです。
お飲みになるときには、せっかくの泡をススったりしないで、上唇で泡を押しのけて、下の液体を舌の上を滑らかに滑らせるようにして喉に送り込むのが美味しい飲み方です。
投稿者:ぴるぜんat 21 :54
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ビールを楽しむのに季節は関係ありませんが・・・・・
瓶ビール、缶ビール、生ビールとありますが、製造工程までは全く同じ造り方をしています。違うのは、製品工程です。瓶ビールや缶ビールは、容器に詰めた後に約60℃の温水シャワーを浴びせて酵母の働きを止めます。酵母の働きを止めることでビールの品質を安定させ日持ちを良くしてあります。
一方、このような熱処理を行わないで、ビール酵母の発酵を止める処理をしないで樽に詰めて出荷されるのが「生ビール」です。
「ぴるぜん」のスタッフは全員が「ドラフトマスター」の研修を受けた、「樽詰め生ビール」の取り扱いのプロです。最高の状態で生ビールをお楽しみいただくために、鮮度・注ぎ方・ビール経路の洗浄・グラスの洗浄には創業以来こだわり続けています。
そして、「ぴるぜん」は創業から48年目の夏を迎えました。
投稿者:ぴるぜんat 12 :30
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