2019 年7 月3 日
シュバイネハクセ(Schweinshaxe)とアイスバイン(Eisbein)
アイスバインの豚すね肉には皮は付いていませんが、シュバイネハクセの豚すね肉は皮を剥いでいません。屠殺場法で、本州では皮つきの豚肉は流通していないために、沖縄から仕入れています。アイスバイン(Eisbein)と同じく、皮が付いた豚のすね肉(骨付き)を、海水と同じ3%の濃さの塩水に10日間ほど冷蔵庫で漬け込みます。それに香りづけのための香草を加えてボイルし、更にオーブンに入れて低温でじっくりと焼き上げたものです。低温でじっくりと焼くので、北京ダックのように皮がパリパリでこんがりと出来上がります。お出しできるまでには1時間程かかりますので、ご来店いただきましたら先ずはご注文ください。「ぴるぜんの名物料理」としてお楽しみいただいています。大ジョッキを片手にお一人で平らげられる豪快な方もいらっしゃいますが、お二人様以上でご注文されるのが適量かと。
マイナス8℃以下に凍ったブドウの実を絞って造られるドイツワインの最高位のアイスヴァイン(Eiswein)と同じように聞こえますが、バイン(bein)とヴァイン(wein)のように発音がちがいます。beinは「足」で、weinは「ワイン」です。ドイツに旅行されてご注文される折にはご注意ください。