2005 年08 月07 日
火葬場の一つの マニカルニカー・ガート
「宝石の耳飾」という意味です。このガートは火葬場のガートで、写真のように24時間、火葬の煙が立ち込めています。上流の方にもう一箇所のハリスチャンドラ・ガートという火葬場のガートがあります。次回はそのガートの写真を掲載します。で、壁も屋根もないので、見知らぬ誰かの遺体が焼かれていく過程を、赤の他人が傍観してても誰も咎める人はいません。テルテル坊主のように布で覆われた遺体が竹の梯子のようなもので担がれて次々とやってきます。そして、まずガンジスの水に浸されます。それから岸辺に組まれた薪の上に載せられると、頭を剃った遺族が火をつけるのです。遺体を包んでいた布が焼けると、手や足が動き出します。パ〜ンという音と共に脳漿が飛び散ります。そして2〜3時間で灰になってしまいます。火葬場の仕事が職業のドーム・カーストの人が遺灰をガンガーに掃いて流します。そしてまた次の火葬が始まります。
死の風景は、何の感傷もなく、即物的でただ焦げ臭いだけでした。
投稿者:ぴるぜんat 00 :15| 日記 | コメント(4 ) | トラックバック(0 )
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そんなんを、よう見てるわ。おおこわ。
投稿者: 歯抜け爺 : at 2005 /08 /07 00 :19
◆コメント
もう一つの火葬場の写真を待っているのですが・・・
投稿者: のんべいの愛妻家 : at 2005 /08 /10 21 :24
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次が見たい!
投稿者: ナルちゃん : at 2005 /08 /10 21 :25
◆コメント
夜遊びしてへんと、毎日書きなはれや。皆さんが期待してはりますやんか。
投稿者: 歯抜け爺 : at 2005 /08 /10 21 :29