2012 年01 月24 日
ピルスナー・ウルクェル
ビールは約5000年前にメソポタミア文明の中で生まれたとされていますが、19世紀の初め頃までは高品質のビールを大量に造る技術がまだ確立されていませんでした。1842年にチェコの首都プラハの南にあるピルゼンという町でピルスナー(Pilsener)ビールが誕生しました。現在、世界各国のビールの主流となっているホップの苦みを特徴としたアルコール度4.5〜5%で淡色の下面発酵ビールを総称する「ピルス(Pils)」はピルスナーの略です。今はビールといえばピルスナースタイルのビールを指すことが大半ですが、当時は世紀の大発明でした。その元祖ともいうべきピルスナービールの代表格がピルスナーウルクェル(Pilsener Urquell)です。ウルクェルとは源泉という意味で、こんこんと湧き出る泉の水を使って地下の洞窟で発酵させて木樽に貯蔵するという造り方を1842年の創業以来、今も変わらずに守り続けているそうです。
「ぴるぜん(PILSEN)」という店名は、そのチェコ(当時はチェコスロバキア)のピルゼンから拝借しました。で、「ビァホール」を標榜している「ぴるぜん」です。当然のことですが「ピルスナーウルクェル」はお飲みいただけます。
投稿者:ぴるぜんat 18 :27| 日記