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2012 年02 月24 日

MANGALORE GANESH BEEDIES

インドにも1箱400円以上する高級品の紙巻タバコはありますが、写真は「ビディ(BEEDIE)」というとっても安いタバコ(?)です。色んな種類がありますが、中でもこの「501  MANGALORE GANESH BEEDIES」が美味しいとベナレスのチャイ屋(喫茶店)の兄ちゃんが勧めてくれました。「ビディ」というのは、天日で自然乾燥させたタバコの葉を棒でたたいて細かくし、テンドウ(黒檀)というカキノキ科の常緑樹の葉で巻くというよりは細長く包んで吸い口の部分を細い糸で縛ったものです。1箱というのでしょうか、1包み25本入りで4.50Rs(7円)です。20個入りの1カートンを買ったら1個をおまけに付けてくれました。
 
顔を小刻みに震わせながら満面の笑みを湛えて、更に「税率を上げる」と仰っている御仁もいますが、日本のタバコには国たばこ税が25.9%、地方たばこ税が29.9%、たばこ特別税が4%、消費税が4.76%の64.5%が課税されており、一箱410円の内の265円が税金です。また輸入関税にも紙巻タバコ1箱(20本)に、葉巻は1本からタバコ税とタバコ特別税と消費税が課税されています。 

で、タバコの製造は日本専売公社から業務を引き継いだ「JT(日本たばこ産業株式会社)」が独占しています。もし製造販売が自由化されておれば、ビールのように市場競争原理が働いて各社が競ってタバコの葉以外の何かを使った税金の安い「第3のタバコ」や税金が掛からない「ノンタール・ノンニコチンのタバコを開発していたでしょうし、「ビディ」のような安い外国タバコも輸入販売されていたことでしょう。

 
 

投稿者:ぴるぜんat 18 :27| 日記