2012 年03 月03 日
Reinheitsgebot
使用される麦芽の比率で税率が区分されていることから、キリンは「コクの時間(贅沢麦)」・「麦のごちそう」・「本格(辛口麦)」、アサヒは「一番麦」、サッポロは「麦とホップ」、サントリーは「金麦」と、麦芽比率が低いにもかかわらず「ビールと間違うほどのおいしさ」として麦を強調した、税金の分だけ価格が安い新ジャンルの商品が目白押しです。このことは「麦芽こそがビールの味を決める」とビールメーカー各社も認識しているということではないのでしょうか。今では効力を失っているものの、ドイツでは16世紀に制定された「ビール純粋令」をいまだに守り続けている醸造所が多く、麦芽比率100%以外のものをビールとは認めていません。その酒税は350ml缶に換算すると約5円程度です。ちなみに日本では「その他の醸造酒(発泡性)」にも、1缶当たり28円の酒税が課せられています。
投稿者:ぴるぜんat 20 :18| 日記