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2016 年08 月09 日

ビールの味は注ぎ方次第です

炭酸ガスをコントロールすることによって、言い換えれば泡をコントロールすることによって、ビールの味は大きく変わります。

グラスを傾けて、サーバーのタップに近づけ、落差を付けずに静かにトロリと注いだビール(炭酸ガスをあまり逃がさない)と、グラスを立てて落差を付けて泡がグラスの縁まで一杯になるように注ぎ、1〜2分置いて泡が半分ほど消えるのを待って2回目を注ぎ、更に泡が消えるのを待って3回目を注ぎ、泡がグラスの縁から盛り上がるように仕上げたビール(炭酸ガスをあえて減らした)とでは、味は全く異なります。

「三段注ぎ」は時間がかかりますが、ビールの中のホップの苦くてツーンと舌を刺す分子が泡に吸いとられて、同じ銘柄なのかと驚かれるほどに軽くて爽やかな味になります。




投稿者:ぴるぜんat 21 :05| 日記