2006 年02 月12 日
ドイツワインの格付けについての薀蓄を・・・
ドイツワインの等級は収穫時の葡萄の成熟度(葡萄が含む糖分)で決まります。高級なものほど甘口だということになります。分類法を大別すると、ターフェルワイン(Tafelwein)、クオリテーツワイン(Qualitätswein)に別れ、クオリテーツワインはさらにQ.b.A.(Qualitätswein bestimmter Anbaugebiet)と、Q.m.P.(Qualitätswein mit Prädikat)に別れます。この肩書き付き高級ワイン(Q.m.P.)は、醗酵は全て葡萄自身の糖分でおこなわれ、摘み取り方法、摘み取り時期、糖度によって、カビネット(Kabinett)、シュペートレーゼ(Spätlese)、アウスレーゼ(Auslese)、ベーレンアウスレーゼ(Beerenauslese)、トロッケンベーレンアウスレーゼ(Trockenbeerenauslese)、アイヴァイン(Eiswein)と格付けがなされます。以前に、車のラジエーターに入れる不凍液(エチレングリコール)をワインに混ぜて糖度を上げて高級ワインに仕立て上げたという事件がありました。寒い日が続いていますが、だからといって、ぴるぜんでは不凍液が入ったワインをお出しするようなことはございません。れっきとしたアウラー醸造所で元詰め(Erzeugerabfüllung)された品をお出ししています。
投稿者:ぴるぜんat 19 :26| 日記 | コメント(1 ) | トラックバック(1 )
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◆コメント
そういえば、15年ほど前に「不凍液を入れたワイン」というのがありましたな〜。
投稿者: 歯抜け爺 : at 2006 /02 /12 22 :44